7.04.2009

NBA Draft 続き

質問に対しての僕の見解。

『今年のドラフトでは、個人的にCurryとHansbroughの2人がどこまで伸びるのかなと注目してます。Curryはクラッチシューターで親父が元プロなど良い面がありますが、サイズと線の細さがどう影響するかって感じです。ただ、GSWに行ったのである程度活躍するかなって思いますが、他チームだと???。個人的に、ネルソンが以前作ったRUN TMCバージョンをCurryを入れて見てみたいなって思います。
で、HansbroughはUNS出身でハードウォーカーの彼がどこまで伸びるのかなって興味あります。バードがチームのどのポジションにすえるのかと興味あります。時間があれば、Diceさんの2人についてのコメントが頂けたらと思います』

そうですね、まずCurryは彼の能力を充分に発揮できるチームにドラフトされたんではないでしょうか。確かに線の細さ、スピードのなさ、力強さのなさ、ドリブル力のなさはドラフト前にはよく話はされていましたが、あのシュート力は脅威です。サイズはPGをする分には問題ないサイズだと思います。見えないですが、6'3あるし、PGでプレイし、Off Guardとしてクリーブランドのダニエルギブソンのような選手にスポットアップシューターになることも可能かと思います。

Curryが今後活躍するには、自分でシュートを作り出せる能力が必要になってくるんだと思います。大学では小さい選手にマークされた時はシュートは上から打つことが出来きましたが、NBAではPGでも同じサイズでより運動能力もあり、厳しいマークが予想されますね。実際Davidson大学がWest Virginia大と試合をしていた時に、能力の高い選手にピッタリ疲れて、試合のほとんどは抑えられていました。その厳しいマークをドライブできたり、1ドリブル、2ドリブルから自分でシュートを作り出せるような選手なれば、彼の外角のシュートも生かされることになり、今後大成しそうな気がします。Monte Ellisとの1,2番コンビも面白そうですよね。

Hansbroughは実際見る機会がありました。おっしゃるとおり、Hardworkerですね!しかし驚いたのは、最後のUNCの試合が終わってからさらに体に磨きを掛けていたように見え、素晴らしい仕上がりでした。サイコTのあだ名通りですね。大学時代の最後の方は、実はスカウトからはあまりよい評価をもらっていなかったようなのですが、この短期間のDraft Work期間中に彼の評価はうなぎ上りだった理由がすぐに分かりました。6'9、250lbsのサイズにしては、驚くほどMobilityがあり、さらに運動能力もテレビで見ている時よりもはるかにありました。多少当たられてもビクともしない強靭な体、さらに当たられていてもシュートをねじ込むスキルの高さには目を見張りました。NETSでのWorkoutで相手がUSCの選手だったのですが、全く寄せ付けず最後にはNETSのコーチ陣がそのUSCの選手を慰める場面も見れ面白かったです(笑)。

Hansbroughが今後活躍するには、やはり15FT辺りのジャンプシュートに磨きを掛けることだと思います。NETSのワークアウトでもシュートが打てることは見せていましたが、まだConsistencyがありませんでした。Pick & Popというプレイがあるように、ピックアンドロールのスクリーンをセットし、そして外を開くプレイがあるのですが、台形少し外のシュートが決まりだせば、Go to Guyにはなれないかもしれませんが、長くNBAでプレイできるんではないでしょうか。以前LakersにいたMark Madesonの技術のついた選手になりそうですね。

『ネッツからカーターがマジックに行き、ただTurkogluがオプトアウトするらしい。来年、マジックがどのようなチームに変わるのか興味があります。ケミストリーがどうなるかな??
ちなみにCarterってチキンって言うか、クリス・ウエバーと同じような感じなんでしょうか?Diceさんは近くで見ていたので、いろいろと観察していると思いますが。』

TurkogluがOpt outして、トロント行きですね。カーターのマジック行きにも驚きましたが、Turkogluのトロント行きも同じくらい驚きました。そうですね、マジックはどのようなチームになるんでしょうね。僕が思うには、コアな選手が残るので(Howard, Nelson, Lewis)比較的ケミストリーは大丈夫なんではないかなと思います。先日NETSのスタッフと偶然Caterの話になりました。彼はNBAの中でも抜きでいるタレントを持っているのに、どうも勝負どころに弱いよな?っと。僕はあまり直接話したことはないですが、スタッフ曰く、彼は本当に人間として非常に素晴らしい人だそうです。ただ非常に良い人で、優しすぎて、試合がかかった時にも優しすぎると。ま、要するにチキンですね、笑。Playoffsの大事な場面になるといつも『あれCater今日どこにいたの?』っということが何度もあったそうです。ですが、マジックに行くことによって、そういうプレッシャーからは少し開放されるんではないでしょうか。周りに良い選手が沢山いて、Nets時代をは違い、自分が30点取らなくても試合に勝てるという状況が自然と生まれより質の高いプレイが出来るんではないかと予想しています。

『今年のドラフトは誰が活躍するんでしょうかね、楽しみです。去年に関しては、ビーズリーがもう少し爆発するかなって思ったんですが、Wadeに遠慮したんでしょうかね。ネッツのロペツが活躍したのは、嬉しかったです。片割れはサンズでそれほどでもなかったので。長々とすみませんでした』

ホントにだれが活躍するんですかね?なかなか読めないところが面白いですね。まずはプレイングタイムを勝ち取るところからスタートですからね。そういった意味ではミネソタにドラフトされたJonny Flynnはよい状況にいるんではないでしょうか。そうですね、ビーズリーはもう少し出来たかと思います。しかしルーキーにしてはよくやったと思いますよ。マイアミのオフェンスが80%Wadeを通してするプレイなので、なかなか彼の能力を最大限に出せなかったんでしょうね。今年は期待です。ロペスも東カンファレンスではトップクラスのセンターなので、今後の活躍が期待できます。NetsのT-Williamsも期待できますよ。良い選手です!


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6.26.2009

NBA Draft 2009 

ドラフト考察。

2009年のドラフトも終わりました。

今年はDraft Workにも携われたこともあり、実際に見た約60人前後の選手の行方が気になりました。大体の選手はWorkoutで見て予想した通りの順位だったんではないかと思われます。あとはチームのニーズに基づいて順位が少し変動するぐらいでしたね。このWorkoutを通じてどのような選手がNBAの1順目や2順目でドラフトされるという僕の中での一つの基準が出来たと思います。

さて今回のドラフトは1順目1位でグリフィン選手がドラフトされましたが、 僕の意見、彼と上位2,3人の選手以外はホントに不況の影響がココまで来ていると思わせるドラフトでした(最近そういうお金の話はよく入ってくるので...)。いくつものチームはどうにかしてコスト削減しようと試みているようだ。一つの傾向は、Trade Downと言って、上位の指名権をもっているチームが、下位で複数の指名権をもっているチームと指名権のトレードを行う。NBAのCBAと呼ばれるコレクティブバーゲニング アグリーメントでは1順目で指名された選手の給料が明確に記載されている。1順目1位ならばたしか4.4Million(大体4億4千万円)。で、そこから順位が下がるにつれて、給料も下がるという形。よって例えば10位で指名され、その選手に約3.5million払うならば、指名順位を下げ、1人に対する給料を減らし、もう一人ドラフトしようという試みが多かったそうだ。具体例として、シカゴブルズは今回1順目で16位と26位の指名権を持っていた。上位の数チームは彼らの2つの指名権に非常に興味を示していたそうだ。

他にもトレードがたくさんあった。俗にいうキャップスペースを模索するトレードが多かった。なぜなら、今のコレクティブバーゲニングアグリーメントが終わる、10-11シーズン後には、今のサラリーキャップが下がると予想されているからだ。サラリーキャップについて書き出せば、一日かかるが、簡単にいうと、キャップはNBA全体の(チームも含む)全収入を考慮しており、昨シーズンから収益が落ち込んだNBAは次のサラリーキャップの設定が低くなると予想されている。ちなみに現在のキャップは確か55億円ぐらい。それ以上使えば超過税が課税される。

僕自身一番驚いたのはNETS-MAGICのトレード。NETSには手伝いをさしてもらったので、色々な情報が飛び交っていたが、本当に起こるとは思っていなかった。トレード直前には、全然関係ない僕もハラハラドキドキ。『起こったか?』 『いやまだだ。』『どう思う?』などを他の従業員たちと話しているうちにトレードが慣行されてしまった。泣。その後のドラフトにWilliamsをドラフトしたのは妥当なところだろう。ただでさえ財政難なNETSには、このトレードで向こう2年間の内に約40億円もセーブできるのだから、かなりそちらの面では助かったに違いない。ただチーム的にはね・・・

話は少し変わり、チームは本当にその選手が即戦力ではない場合、有望選手のUPSIDEといって今後選手としての伸び率に重点を置いているような気がした。今回のドラフトでは、UCLAのHolidayが17位でシクサーズヘ、そして同じチームより去年から活躍していたCollisonが21位でホーネッツへ。両選手とも直接見る機会があったが、その1回のワークアウトで判断するのは難しいが、Collisonのほうが選手として、PGとして出来上がっていたように見えた。Holidayは選手としてまだ荒削りで、現時点ではまだゲームをコントロールすることは出来ないかもしれないが、今後2,3年のうちにはよい選手になると思われる。まだ19歳だし。

他にも例は、数年前にドラフト1順目2か、3位でドラフトされたUNCのマルビンウィリアムス(現ホークス)だろう。大学でも6THマンだったのに(たくさんプレイはしたが)、ドラフトで全体の上位なのだ。そうやって考えると面白い。また今年PITTSBURGUで活躍したSam Young。良い選手だと言うのは分かるが、今24歳となると、今後どのように選手として成長していくんだろう?というのが疑問になるだろう。ついでにBlairのことも書くが、彼は6’7と記載されていたが、実際の測りでは、なんと6'5だったそうだ。ウィングスパンは7'2あるにしても、1順目でのドラフトには厳しかったようだ。もちろん過去に両膝の前十時靭帯を手術していることも考慮されたにも違いない。

ドラフトはいろんな意味で何が起こるかわからないですね。。。

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6.21.2009

NBA Pre-Draft Workout 番外編

番外編ですが・・・

今回の合同Workoutでの僕のハイライト。

マイクブラウン(現クリーブランド キャバリアーズヘッドコーチ)や

ダニーフェリー(現クリーブランド キャバリアーズGM)と挨拶を交わし、

ジェリーコランジェロ(現トロントラピュターズ GM)と

エド タップスコット (元ワシントンウィザーズ ヘッドコーチ)は遠くから見て

ジム オブライアン(現インディアナペイサーズ ヘッドコーチ)と連れション。

ロイ ジョーンズ(現メンフィス グリズリーズ スカウト)とは世間話をし、

ダニーエンジ(現ボストン セルティックスGM)とは目で挨拶をし、

彼の甥のプレイを見る。

ドニーウォルシュ(現ニューヨークニックス GM)のオーラに圧倒され、

マイク ダントニ(現ニックス ヘッドコーチ)はいい人で、

エド ステファンスキ(現フィラデルフィア シクサーズ GM)や

トニー ディレノ(シクサーズの元ヘッドコーチ)は気さくな人たちで、

アダム シモンズ(現マイアミヒート スカウト)と

チェット カーミアー (現マイアミヒート 副プレジデント)と仲良くなったが、

ラリーバード(現インディアナペイサーズGM)には挨拶するが思いっきり無視される始末。苦笑。

他のチームの関係者もたくさん来ていた。
それにしてもホントにたくさんのGMや、スカウトが来ていたな~。

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6.19.2009

NBA Pre-Draft Workout 二日目/三日目

続きです。。。

間が空きました。

合同Pre-Draft後もNJ NETSのPrivate Woroutを手伝わしてもらっているので、毎日朝からバスケ尽くしす。毎日すばらしい選手達を見ることができ、単純に幸せです。

で合同ドライアウト2,3日目に話を戻すと、いきなり総括になってしまうが、流れは1日目とほぼ同じ。選手のレベルもドラフトで1順目5位から2順目前後までのレベルの選手が勢揃いし、合同トライアウト後半部分もハイレベルな競争が続いた。見ていても参考になったし、新卒でNBAでプレイするにはどのくらいのプレイの質が必要だという目安も何となくだが見えてきた。ほんとは個人的な選手の特徴なども書き留めておきたいぐらいなのだが、キャンプ前に『100% Confidentialだから』と入念にねんを押されたので、残念だが辞めて置きます。

しかし気になったこともある。このような小規模なWorkout(6人)では必然的に個人技や運動能力がある選手が目立つ。だけれども、Steve Nashのような運動能力はあまりないが、周がいるからこそ自分も活きる、と言うような選手の評価は非常に難しいだろうなとも思った。今回もあるPGが着てたのだけれども、彼もSteve Nashのように周りがいて何ぼの選手。実際オープンコートの3on3や3on2on1ではすばらしいコートビジョンを見せたが、逆にハーフコートの3on3では厳しい状況が続いていた。それがドラフトの評価にどうつながるのか?っていうのが疑問に残る。

ドラフトまでのWorkoutも残りわずか。
貴重な経験を楽しみたいと思います。

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6.12.2009

NBA Pre-Draft Workout一日目。

NJ NETSの練習場で行われた合同Pre-Draft Workoutを手伝ってきました。

例年はNBA Draft前には各チームが各々で選手を招待し、そこでプライベートワークアウトとして選手を評価するという形が多いのですが、今回はNETSが40選手ぐらいを招待し、そこに各チームのスカウトやGM、コーチなどが来て3日間の間に40人弱の選手をEvaluateしようという試み。日本のBJ Leagueの合同トライアウトと形は似ています。しかし相違点は、1日のうちに2回セッションがあり、選手も1セッション6人、ポジションごとに振り分けられます(例えばPG 2人,SF2人,C2人)。よって5対5の能力よりも、より個人的な技術に重点を置いているようです。
ワークアウト自体の内容は簡単なアジリティードリルから、シューティングドリル、1on1、3on3、3on2on1、そしてシューティングといたって簡単。

僕の責任はこのワークアウトをきちんとFILMすること。

写真でも見えるように、ビデオゲームみたいなジョイスティックでカメラを操作。時にはズームや、コート全体を取ったり、比較的簡単な作業だが、常に注意していないと追っている選手を逃す場面があるので、気を抜けない。
テレビにかすかに見えているのが、ワークアウトの様子。

今日のワークアウトは、セッション1よりも2の方が良い選手も多く、すべての点でバスケットになっていた。でもやっぱり各NBA GM達を目の前にすると、チームプレイより自我が出てしまうのかな?っと。色々なリサーチをしてある程度の知識は頭に入れて選手を見ているけれども、NBA候補の選手をこうも直に見ると、また見方も違ってくる。もうちょっと見る幅を広げたいな。

ゲストはさすがに大物ばかり。各チームのGMなどがずらりと顔を並べていた。ラリーバード、ダニーエインジ、ドニーウォルシュ、エド ステファンスキ、もちろんロッドトーンや、キキなどもいた。面白かったのはNY KNICKSのスタッフ近いという理由からか?、GMだけではなく、HEAD COACHやAssistant Coach, Front Officeまで総勢10人弱で着ていたのには驚いた。何故かアラン ヒューストンもいたな。笑。

また明日も朝からなので、今日はこの辺で。

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6.07.2009

NBA PLAYOFFSその⑯

Magicの気になった点。

第2戦が始まるまで、あと1時間弱だが、マジックのディフェンスについて気付いたことがあったので書きとめておきたい。

マジックのPICK&ROLL(以下P/R)に対するディフェンスが非常に中途半端だったように見えた。
以下の写真を見てもらいたい。以前に少しP/Rに対するディフェンスは書いたが、MAGICはUNDERという守り方で守り、スクリナーのディフェンスの(大抵はHOWARD)ヘッジはなく、むしろリングに近づけないように引いて守っていた。





こう引いて守ることによって、KOBEに自由にプレイできるスペースを与え、結果ジャンプシュートなり、ドライブインなり、好き放題やられてしまったような感じが否めない。

推測だが、色々なデータ(NBAにはホントにすばらしいデータ管理ソースなどがある)を考慮しMAGICは十分な対策を練って試合に臨んだはずだったが、それが裏目に出てしまった。

さて、この2戦目MAGICのP/Rに対するディフェンスはどのように変わるか注目です。それにしてもLEWISはGASOLを攻撃する前に、ゴリゴリ攻撃されていたな・・・

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6.06.2009

アメリカスポーツ

アメリカスポーツ界に新しい動きか?



PHENIX MERCURY。WNBAを代表するチームの一つ。
昨シーズンは日本の大神選手もプレイしたチームで日本にも馴染みのあるチーム。

少し小さくて見づらいかもしれないが、写真をよく見てもらいたい。左のは今年の1枚で、右側は昨シーズンのもの。

そう、今年のユニフォームにはスポンサー名が入っている。

今までアメリカプロスポーツ界、ブランドの価値を保つために、ユニフォームには常にチームの地域や、チーム名が入っていた。例えばNew York, BOSTONなどなど。ヨーロッパや日本などでもほとんどユニフォームにスポンサーの名前が入っている。僕らには普通に思える光景だが、アメリカスポーツ界では大きなことなのです。なんせ初めてですから! 

理由は明らかで、不況の波がこういうところまで吹き寄せている。話ではこのスポンサー会社に1億円ぐらいで売ったそうだが、そうでもしないことには経営が持たなくなるかも知れなかったそうだ。フェニックスはWNBAのチームの中でも経済的に良いチームだと思っていたのでなおさらショックがでかい。

今後もこの流れは続くかもしれないな。NBAにも来るかもしれない。実際各チームのスカウト陣などがチームを離れ、仕事を探しているという話は良く聞く。残念な話。

数年後には『ROCA FELLA NETS』とか、『AIR JORDAN BOBCATS』とかになっているのかも知れない。けどそれはそれで面白いかも・・・

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